背番号を付けるプリントについて
2016年05月11日 10時11分
オリジナルのチームTシャツやユニフォームにもさまざまなものがありますが、野球のチームでユニフォームを作る場合には、
背中に背番号を入れたりすることも多いのではないでしょうか?
また、胸の部分にもワンポイントとして、
背中と同じ番号を入れることがあるのではないかと思います。
背番号があるのとないのとではユニフォームの見た目が大きく変わりますし、
試合の時に背番号があればわかりやすいのではないかと思います。
また、背番号がないと試合ができないこともあるようです。
オリジナルのチームTシャツは、全部が同じ柄だから安い、
と考えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
当然ですが、背番号は一人一人が違うものを入れることになります。
そうなると柄がまったく違いますので、高額になるのではないかと不安を感じます。
実際に、高いから背番号を入れるのはやめようと思っていたり、
そもそも背番号を入れるのは専門のスポーツショップでないと無理だと思っている方も
少なくないのではないでしょうか?
しかし、実はチームTシャツを作る業者でも、
一つ一つ違う背番号を入れることは可能なのです。
しかも、思ったよりも格安で作成できますので、
気軽に利用できるのではないかと思います。
オリジナルのチームTシャツを作ってくれる業者では、
カッティングプリントと呼ばれる手法で背番号を入れることになります。
一般的にカッティングプリントとは、
背番号やゼッケンなどをプリントする際に、
最も適したプリント方法だと言われています。
例えばシルクスクリーンプリントという方法でデザインする場合は、
1枚ごとに背番号が異なるためコストが高くなります。
シルクスクリーンはデザインごとに版を作るため、
背番号を入れる場合には向いていません。
一方のカッティングプリントでは、
1枚ごとに違う文字を入れたとしてもコストを抑えることができるのです。
カッティングシートと呼ばれる専用のシートを使い、
それで文字や数字を作っていきます。
そのシートをユニフォームとなるTシャツなどに、
専用のプレス機を利用して圧着していきます。
この方法でプリントをすれば、簡単で低価格で背番号を作ることができます。
プリント方法によっては、プリント生地が制限されることもあります。
例えば綿100%のものでなければプリントできないと言われることもありますが、
カッティングプリントは基本的に様々な素材にプリント可能ですので、
ユニフォームとして使いたい素材を自分で選ぶことができるのです。
例えば、スポーツをする際には誰でも汗をかきますが、
その汗に対応したドライ機能の付いたTシャツなども存在します。
そのようなドライ機能の付いたTシャツを野球のユニフォームにしたい場合でも、
カッティングプリントで背番号を付けることができるのです。
野球のチームTシャツを作る場合には、
背番号以外にも選手の名前を入れたりすることが多いのではないでしょうか?
カッティングプリントでは、数字だけではなく文字を入れることも可能です。
アルファベットやひらがななど、好きな文字を入れることができます。
また、業者によって異なりますが書体を選ぶことも可能です。
チームの雰囲気に合った書体を背中に入れることによって、
野球チームの団結力もさらに高まるのではないかと思います。
このように、オリジナルデザインのチームTシャツに背番号を入れる場合は、
カッティングプリントという方法を利用するのが良いかと思います。
しかし、カッティングプリントにもデメリットが存在します。
それは、細かなデザインや文字には対応することができないという点です。
それから、カッティングプリントは専用のシートを使って行いますので、
複数のカラーを使用することはできません。
基本的には1食のみのプリントになってしまいます。
そのため、デザインもそれを踏まえて行う必要が出てきます。
カッティングプリントには、ユニフォームをおそろいにして、
そのうえで個人個人の名前や背番号をプリントできるという、
大きなメリットがあります。
しかしこのようにデメリットも存在しますので、
よく考えてオーダーするようにしましょう。